01 コックピットスイート
Cockpit Suite
- 号車
- 6号車 運転台直後(全1室・部屋番号1/最大7名)
- 広さ
- 約11㎡
- 設備
- 可動式ソファ、ミニテーブル、コンセント
私鉄特急で最も広い個室。前方と側面の窓から線路の先が見える。飾り照明は、日光東照宮陽明門の柱に刻まれた「グリ紋」を象ったもの。車内巡回のため、乗務員が出入りする。
浅草から東武日光・鬼怒川温泉へ。六両編成のN100系に、ラウンジ・個室・半個室が同居する。
浅草の特急ホームに、六両編成で入る。定員二百十二名、座席の種類は六つ。ラウンジ、個室、半個室、プレミアム、スタンダードが一本の列車に同居する。
両端の一号車と六号車は、運転台の直後がラウンジと個室。側窓が六角形なのは、この二両だけ。三号車から五号車が座席車にあたる。
浅草から東武日光まで約一時間五十分、鬼怒川温泉まで約二時間。白い車体は日光東照宮陽明門の胡粉、窓まわりは鹿沼の組子と江戸の竹編み細工。意匠は行き先の側から取られている。
車両形式はN100系。二〇二三年グッドデザイン賞、二〇二四年鉄道友の会ブルーリボン賞。東武鉄道の同賞受賞は、百系以来三十三年ぶりだった。
Cockpit Suite
私鉄特急で最も広い個室。前方と側面の窓から線路の先が見える。飾り照明は、日光東照宮陽明門の柱に刻まれた「グリ紋」を象ったもの。車内巡回のため、乗務員が出入りする。
Suite
壁は江戸の色名「四十八茶百鼠」にちなむ茶系、床は青の絨毯。この四室にしか使われていない配色。テーブルの畳み方で、卓を囲む形にも、向かい合う形にもなる。
Cockpit Lounge
現存する日本最古のリゾートホテル、日光金谷ホテルと大使館別荘を下敷きにした内装。ラウンジの利用者は、整理券なしでカフェカウンターを使える。
Premium seat
東武鉄道で初めて電動リクライニングを採用した座席。バックシェル構造のため、後ろの席を気にせず倒せる。
食堂車はない。一号車のカフェカウンター「GOEN CAFÉ SPACIA X」が、車内で供される食と飲みものの全部にあたる。GOEN の名は、カウンターに描かれた日光の五猿と「ご縁」を掛けたもの。
二〇二六年時点の品揃えは、日光珈琲のオリジナルブレンド、沿線のクラフトビール、上澤梅太郎商店の日光みそと湯波の味噌汁、酒粕のバターサンドなど、車内限定の商品が中心。メニューは随時入れ替わる。
一号車と六号車の利用者は整理券なしで購入できる(六号車はテイクアウトのみ)。二号車から五号車の場合はオンライン整理券が必要で、発行はおよそ二十組。
特急券は乗車日の一か月前、午前九時から発売。抽選はなく先着で、一編成に一室のコックピットスイートは発売直後に埋まることが多い。特別座席(コックピットラウンジ・ボックスシート・コンパートメント・コックピットスイート)は、運賃とスタンダードシート特急料金に特別座席料金が加算される。車内カフェは一号車と六号車の利用者が優先で、二号車から五号車の客はオンライン整理券が必要、発行はおよそ二十組にとどまる。貸切については、東武鉄道が二〇二四年三月以降、編成を臨時列車や団体貸切として設定できる体制にある。区間・時期とも個別の調整となるため、早めの相談を。