建築と芸術の旅

しまなみ海道をめぐる、瀬戸内建築と風景の旅。海と光に導かれながら、日本を代表する建築美と静かな島時間に出会います。

  • 日数: 9時間(9:00開始)
  • 料金: お問い合わせ
  • 出発地: 松山市内ホテルまたは松山空港発着

旅の概要

瀬戸内海は、日本を代表する建築家たちが、幾度となく向き合ってきた特別な風景です。

穏やかな海と無数の島々が織りなす瀬戸内では、建築は決して自然と競うことなく、その風景の一部として静かに佇みます。建物は主役ではなく、光や風、海との対話を通して、この土地ならではの時間を映し出しています。このプライベート旅では、現代日本建築を代表する巨匠が瀬戸内に残した作品を巡ります。

しまなみ海道に浮かぶ大三島では、日本初の個人建築家ミュージアムである伊東豊雄建築ミュージアムを訪れ、建築家の思想と瀬戸内の風景が響き合う空間を体感。続いて、自然と現代彫刻が静かに溶け合うところミュージアム大三島へ。

午後は大島へ渡り、安藤忠雄が手がけた亀老山展望公園へ。建築そのものが風景の中へと消え、展望台に立った瞬間、瀬戸内海と来島海峡大橋の壮大な眺望が静かに姿を現します。

旅の締めくくりは松山へ戻り、坂の上の雲ミュージアムへ。安藤忠雄のミニマルな建築と司馬遼太郎の世界観が響き合い、建築・文学・土地の記憶がひとつにつながる空間をお楽しみいただきます。

建築を巡る旅でありながら、その本質は瀬戸内という風景を味わう一日。
海、光、島々、そして日本を代表する建築が織りなす、静かで豊かな時間をご体験ください。

ルート:松山市内ホテル → 伊東豊雄建築ミュージアム → ところミュージアム大三島 → 大三島にて昼食 → 亀老山展望公園 → 坂の上の雲ミュージアム → 松山市内ホテル

ハイライト

  1. しまなみ海道 — 島々を結ぶ海の道 — 尾道と今治を結ぶ全長約60kmの海上ルート。芸予諸島を7つの橋でつなぎ、世界初の三連吊橋・来島海峡大橋をはじめ、形式の異なる橋そのものが現代土木の見どころです。
  2. 今治市伊東豊雄建築ミュージアム — 2011年、大三島に開館した日本初の個人建築家のミュージアム。プリツカー賞建築家・伊東豊雄が自ら設計した鋼板の多面体「スティールハット」と旧自邸「シルバーハット」の2棟からなります。
  3. ところミュージアム大三島 — 実業家・所敦夫が収集し今治市に寄贈した現代彫刻の美術館。斜面に沿って海へ下る展示空間に20〜21世紀の彫刻が並び、作品と建築と瀬戸内の風景がひとつの視界に収まります。
  4. 大三島の昼食 — 週末は自家農園の有機野菜を使うイタリアン「Ve.G.I」、平日は築90年の古民家フレンチ「Filer」。島に移り住んだ料理人たちが育てる、大三島ならではの食の時間です。
  5. 隈研吾の「見えない建築」 — 隈研吾が大島の山頂に設計した亀老山展望台。建物を地形の中に埋め、細い通路の先に来島海峡大橋と多島美が不意に開けます。「四国八十八景」に選ばれた眺望です。
  6. 坂の上の雲ミュージアム — — 2007年開館、安藤忠雄設計。松山城の緑を映すガラスの壁と、三角形を基調としたコンクリートの空間が、司馬遼太郎『坂の上の雲』の世界と松山の街をつなぎます。

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