九州 — 海と火が刻んだ風景をめぐる旅

九州西端の対照的な二つの風景をつなぐ3日間。東シナ海の五島列島と、世界最大級の阿蘇カルデラを巡る旅

  • 日数: 3日間2泊(東京・京都/大阪発、熊本着)
  • 料金: お問い合わせ
  • 出発地: 東京(羽田)/京都・大阪(伊丹)発、熊本着

旅の概要

九州の西端には、日本のなかでも際立って対照的な二つの風景があります。東シナ海に浮かぶ五島列島の静かな島々と、内陸にそびえる世界最大級のカルデラ・阿蘇。この三日間は、その両極を一続きの旅としてつなぎます。

 

初日は北九州の陶磁の里を訪ねます。唐津焼の中里太郎右衛門窯、そして鍋島藩の御用窯があった大川内山。いずれも、権力と美意識が磁土のうえで交わった土地です。二日目は福江島沖の火山島・佐賀ノ島へ。マスツーリズムの届かない海辺の集落と玄武岩の断崖を歩きます。三日目は一転して阿蘇へ。南北25kmに及ぶカルデラと、白煙を上げる中岳火口を望みます。

 

海と火——九州を形づくった二つの力を、専属ドライバー付き車両と専属ガイドとともに、ゆったりとした旅程でめぐります。

 

ルート:東京/京都 → 福岡 → 唐津 → 大川内山 → 福江島(五島)→ 佐賀ノ島 → 福江島 → 福岡 → 阿蘇 → 熊本

ハイライト

  1. 中里太郎右衛門窯 — 唐津焼を代表する窯元で、当代は14代中里太郎右衛門。敷地に隣接する唐人町御茶盌窯跡は国史跡に指定されています。飾らぬ土味と自然な釉調は、茶の湯の器として古くから最上級と評されてきました。
  2. 大川内山 — 1675年から1871年まで鍋島藩の御用窯が置かれた「秘窯の里」。将軍家や朝廷への献上品「鍋島焼」が、藩の厳しい管理のもとで焼かれました。三方を岩山に囲まれた谷に、煉瓦の煙突と窯元が今も並びます。
  3. 福江島(五島列島) — 五島列島最大の島で、西海国立公園に属します。潜伏キリシタンの歴史を伝える堂崎教会(1908年、県内2番目に古い洋風教会)や、鬼岳の草原、白砂の高浜海水浴場など、海と信仰の記憶が重なる島です。
  4. 佐賀ノ島 — 福江島の北西約4kmに浮かぶ、雄岳・雌岳の二つの火山からなる小島。ほぼ全域が西海国立公園に含まれ、玄武岩の断崖と古い漁村が残ります。マスツーリズムがほとんど及ばず、素朴な信仰の暮らしが今も息づく島です。
  5. 阿蘇カルデラ — 南北約25km・東西約18km・周囲約120kmに及ぶ世界最大級のカルデラ。火山としては富士山に次ぐ日本第2位の規模を誇り、活火山では日本最大級。カルデラ内には約5万人が暮らし、鉄道や国道も走ります。阿蘇くじゅう国立公園の中心をなします。
  6. 中岳火口・草千里ヶ浜 — 阿蘇五岳のひとつ中岳は、乳緑色の火口湖と白煙で知られる活火山。火口へは活動状況により立入が規制されます。すぐそばの草千里ヶ浜は、旧火口跡に広がる草原で、放牧の牛馬がのどかに草を食む景観が広がります。

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