広島・宮島

平和の都市・広島と、海上に社殿が浮かぶ聖なる島・宮島を一日でめぐるプライベート旅。

BETWEEN FIRE AND TIDE

火と潮のあいだ — 広島が抱える二つの時間

広島には、二つの時間が流れている。

ひとつは、1945年8月6日午前8時15分で止まった時間。原爆ドームは、その一瞬を今も保ち続けている。再建されることなく、崩れたままの姿で。人はふつう、傷を覆い隠そうとする。けれどこの街は、傷をそのまま残すことを選んだ。忘れないために。

もうひとつは、千年をかけてゆっくりと満ち引きする時間。瀬戸内の潮は、一日に二度、宮島の大鳥居の足元を満たし、また引いていく。1168年、平清盛が海の上に社殿を築いてから、潮は変わらず同じ律動を繰り返してきた。満ちれば社殿は海に浮かび、引けば人は鳥居の真下に立つ。

縮景園の池にも、海の水が混じる。大名が島景を写したこの庭は、原爆の熱で焼かれ、また甦った。被爆したイチョウは、翌春に芽吹いたという。止まった時間と、巡る時間。広島は、その両方を同じ風景のなかに抱えている。

弥山の頂から内海を見渡すとき、足元に広がるのは、焼かれた街と、変わらぬ潮と、千年の祈りである。広島を旅するとは、この二つの時間のあいだを歩くことに他ならない。火の記憶と、潮の律動。そのあいだに、この街は静かに立っている。

追加可能オプション

 

  • 宮島周遊プライベートボートクルーズ(海上から大鳥居を望む)
  • 広島産牡蠣の特別賞味体験(日本酒のペアリングとともに)
  • 広島湾上空ヘリコプター遊覧
  • 宮島の名旅館でのご宿泊(懐石と大鳥居の眺望)
  • 瀬戸内の季節食材による広島ガストロノミー体験

※本ツアー料金にはお食事、追加オプション料金は含まれておりませんので、あらかじめご了承くださいませ。