宇治 — 茶と平安の余白を歩く一日

日本の茶文化が息づく宇治へ。平等院、宇治川、興聖寺を巡りながら、将軍家御用達の茶舗・上林で抹茶を味わい、茶の歴史と美意識に触れる旅

STILL WATER

静水 — 宇治川に映るもの

宇治では、水がいちども急がない。

平等院の鳳凰堂は、池の面に同じ姿をもうひとつ持っている。建てられて千年、その逆さの堂は揺れながら、いちども消えなかった。

茶もまた水を待つ。石臼から落ちた抹茶の粉は、湯のなかでゆっくりとほどけ、緑になる。急げば濁る。

川向こうの興聖寺へ続く琴坂では、晩秋の楓が一枚ずつ落ちる。道元がこの国にもたらしたのは、坐ること——つまり、待つことだった。

将軍に茶を運んだ行列も、紅葉の散る速さも、硬貨のなかの堂も、宇治では同じ水面の上にある。持ち帰るのは景色ではなく、その遅さかもしれない。

追加可能オプション

 

  • 茶道体験
  • 上質な玉露のテイスティング
  • 宇治丘陵の茶園訪問
  • プライベート川クルーズ
  • 着物の着付けと撮影
  • ニンテンドーミュージアム(2024年開館)
  • 黄檗宗大本山 萬福寺(2024年に3棟が国宝指定)
  • 福寿園宇治茶工房 — 抹茶挽き体験

※本ツアー料金にはお食事、追加オプション料金は含まれておりませんので、あらかじめご了承くださいませ。