宗匠との茶事

宗和流十八代・宇田川宗光宗匠を亭主に、東京・武蔵野で迎える一客一亭の茶事。

  • 所要時間: 約3時間
  • 場所: 東京
  • 定員: 1〜4名
  • 料金: お問い合わせ

体験について

宗和流は、江戸初期の茶人・金森宗和を流祖とする茶道の流派です。

宗和は飛騨高山城主の嫡男に生まれながら京都に上り、後水尾天皇をはじめとする公家社会と深く交流し、その茶風は宮中の茶の湯に大きな影響を与えました。雅な道具や意匠を好んだことから「姫宗和」とも称され、野々村仁清をはじめとする工芸作家たちとの交流を通じて、後世の日本美術にも大きな足跡を残しました。

宗和流の特徴は、武家茶の緊張感と公家文化の優美さが融合した独自の美意識にあります。四百年にわたり受け継がれてきたその茶風は、「宗和好み」として茶道具や建築、意匠の世界にも広く知られています。

二代より加賀前田家に伝えられ、十四代で東京へ。以後、東京の地でその茶風が継承されてきました。平成二十七年には宇田川宗光宗匠が十八代を継承し、現在に至ります。

本体験は一般的な茶道体験とは異なり、家元自らが亭主を務める正式な茶事です。茶事は本来、客を招き、懐石料理を供し、炭を整え、濃茶と薄茶をともに味わうことで一座を結ぶ、茶の湯の最も格式高いもてなしの形とされています。

季節に合わせて選ばれた掛物や花、茶碗や釜、そして懐石料理の一皿一皿に至るまで、すべてが一つの物語として構成されます。客人は単に茶を飲むのではなく、その日のためだけに設えられた空間と時間を味わいます。

現代の日本においても、家元が自ら催す茶事に参加できる機会は極めて限られています。四百年にわたり受け継がれてきた宮中ゆかりの美意識と、本来の茶の湯の世界に触れることのできる、稀有な体験です。

特徴・見どころ

  1. 十八代の宗匠を亭主に — 2015年に襲名、根津美術館顧問も務める宗和流十八代・宇田川宗光宗匠が自ら点前を務めます。
  2. 宮中に連なる宗和の茶 — 「姫宗和」と称された雅な美意識を四百年伝える稀少な流派。後水尾天皇の宮廷文化と野々村仁清の系譜に連なる茶風です。
  3. 懐石を含む正式な茶事 — 炭・懐石・濃茶・薄茶を通す本格の一座を、亭主の解説とともに体験いただけます。

コース・グレード

  • 茶事フルコース(懐石付) お問い合わせ

実用情報

ご予約
完全予約制・要事前手配。会の性質上、十分な余裕をもってお申し込みください。
開始時刻 / 所要時間
ご相談のうえ調整 / 約3〜4時間
会場
茶室「一枝窓」(東京都武蔵野市関前)ほか、人数・ご希望に応じて手配いたします。
服装・お履物
華美を避けた装いを推奨いたします。白足袋(または白靴下)をご用意ください。香水・派手な装飾はお控えください。
撮影について
亭主のご了承の範囲内で可能ですが、フラッシュおよび点前中の撮影はご遠慮ください。
料金に含まれるもの
・宇田川宗光宗匠による点前
・お選びのコースに応じた茶事一席(炭・懐石・濃茶・薄茶)
・茶室の貸切利用
・専属通訳の同行